宮寒梅(みやかんばい)は宮城県大崎市を拠点とする大正時代から続く蔵元、寒梅酒造によって製造販売されている日本酒です。
日本国内だけでなくアジア圏からの人気も高いと話題の日本酒です。一杯で美味しいと感じるというコンセプトのもと誕生した宮寒梅の特徴や味、蔵元について詳しく紹介していきます。
目次一覧
宮寒梅の特徴や味は?
宮寒梅の特徴と味について紹介していきます。
宮寒梅の特徴
春は花見のシーズンで、美しい桜の花をめでながら飲むお酒は格別です。そんな花見の席を美味しく彩ってくれるようなお酒が宮寒梅です。
たった一杯飲むだけで十分な満足感が得られるような、贅沢な味わいが特徴であり、飲む人を明るい気持ちにさせてくれるのです。
宮寒梅の味
宮寒梅は寒梅酒造のメインブランドであり、いくつかの種類が販売されています。通年販売されている商品のひとつに「宮寒梅純米吟醸45%」があります。
数ある種類の中でもメインとなる商品であり、清涼感と透明感が際立っているのが特徴です。宮城県内限定で販売されているのが「純米大吟醸 斗瓶おりがらみ(火入)」高純度に濃厚に旨味だけを搾り落とし手作られた贅沢な日本酒です。
さらに「おり」が加わることで味に深みが増して、口にするだけで至福の気分が味わえます。「純米大吟醸ササニシキ33%」も宮城県限定で販売されている宮寒梅の一種です。
極上のササニシキを原料として作られていますので、米の旨味を存分に堪能できる味わいに仕上がっています。
プレゼントにもぴったりなデザイン性の高いボトルが特徴的なのが「四器純米大吟醸」です。東京とミラノに拠点を持つデザイン事務所に依頼して作ってもらったボトルは、シンプルでスタイリッシュ、日本酒のボトルには見えません。
専用のグラスとセットになっていますので、贈答にもピッタリです。
宮寒梅の蔵元は?
宮寒梅の蔵元は寒梅酒造です。
家族経営の蔵元
創業100年を迎える歴史ある蔵元ですが、昔から家族で経営しているこじんまりとした蔵元です。少数精鋭で酒造りを行っていますので、細かい点まで目が行き届きやすいのがメリットです。
自社の田んぼで原料を栽培
原料となる米の味はその米から作る日本酒の味を大きく左右することを知っていますので、原料にもかなりこだわりを持っている蔵元です。
自社で田んぼを所有し、自ら米を栽培して吟味して美味しいお酒の原料としているのです。また、米も4種類の酒米を育てており、それぞれの品質に合った育て方を熟知しています。
契約農家などから原料を仕入れている蔵元が多いなか、寒梅酒造では自ら理想の米を作るべく原料から自分たちの手を加えているのです。
時には原料となるお米を他の農家から購入することもありますが、一貫してこだわっているのが宮城県産の米という点です。
宮寒梅はこんな人におすすめ
宮寒梅をおすすめしたい人の特徴について、紹介していきます。
女性
最近は外でお酒を飲む女性も増えましたが、宮寒梅は女性に是非飲んでほしい日本酒だと言えます。
女性の場合、辛みや苦みのあるお酒の種類が苦手という人が少なくありません。そんな女性でも飲みやすい日本酒が宮寒梅に揃っています。
たとえば「陽のしずく いちご酒」もそのひとつです。透明なボトルには春の桜を連想させるようなピンク色のお酒が詰まっています。
地元産のいちごの旨味と甘味を凝縮したお酒ですので、カクテルのような感覚で美味しく飲めるでしょう。
料理とお酒を楽しみたい人に
花見の時に飲めるようにと、料理との相性も抜群ですので、料理とお酒の両方を堪能したい人におすすめです。
リキュールも販売されていますので、自宅でソーダ割りにするなどしてオリジナルカクテルを作ってみるのもまた楽しいでしょう。
さらには、チョコレートやケーキといったスイーツともよく合いますので、自宅でのカフェタイムに取り入れることもできます。
その他のおすすめな地酒はこちら → 宮城県の7つの酒蔵が集結!「DATE SEVEN」